海外の多くの国では、日本の仮想通貨取引所を利用できません。
そのため、そうした国に住んでいる方が仮想通貨取引をするには「海外の取引所」を利用することになります。
その際、海外取引所の「ボーナス」について知りたい人も多いでしょう。
- どのようなボーナスがあるのか
- いくらくらいもらえるのか
- どこの取引所が一番いいおか
- ボーナスだけもらってすぐ退会していいのか
このような点が、特に知りたいところかと思います。
当記事では、海外在住の日本人の方に向けて、上のような「海外仮想通貨のボーナス」に関する情報を詳しくまとめていきます。
海外取引所50社を調査した詳細なデータであるため、きっと役立てていただけるでしょう。
なお、日本在住の方に海外取引所は推奨できないため、国内の取引所を利用するようにしてください。
なお、ボーナスだけでなく海外の取引所自体についての情報を知りたい場合「海外仮想通貨」のページをご覧いただけたらと思います。
- 海外仮想通貨のボーナスのパターンは多彩
- タイプを分類すると9種類ある
- 最も多いのは「友達紹介」で大部分の取引所が提供
- 「口座開設」は少なめで「入金」のボーナスが多い
- 「トーナメント・バトル」などのボーナスも多い
- ボーナス自体は基本的に出金できない
- ボーナスで投資をして「出した利益」は出金できる
- そのため「利益を出しやすい取引所」を選ぶべき
海外仮想通貨取引所のボーナスの種類
海外の仮想通貨取引所のボーナスの種類を一覧にすると、以下のとおりです。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- 取引ボーナス
- 割引ボーナス(購入ボーナス)
- 継続ボーナス
- トーナメントボーナス
- 上場ボーナス
- 友達紹介ボーナス
- 特別ボーナス(キャンペーン)
それぞれの内容を解説していきます。
口座開設ボーナス
口座を開設するだけでもらえるボーナスです。
上の画像はBitterzのものです。
Bitterzの場合、1万円相当のビットコインをもらえる内容になっています。
海外FXではメジャーな「口座開設ボーナス」ですが、同じ海外でも仮想通貨では、提供している取引所がやや少なめです。
海外FXの口座開設ボーナスをまとめた記事もありますので、為替に興味があるあなたは、こちらの記事も読んでみましょう。
入金ボーナス
口座を開設した後「入金するともらえるボーナス」です。
海外取引所では、開設ボーナスよりもこちらの入金ボーナスがメジャーになっています。
上の画像はバイナンスのものですが、初回入金で最大3,000ドル(約30~40万円)をもらえる内容になっています。
取引ボーナス
開設や入金だけでなく、実際に取引をしたらもらえるボーナスです。
たとえば上の画像はHuobi Globalのものですが、1万円以上の取引で最大12,000円相当のHT(Huobi Token=フォビトークン)が当たると書かれています。
Huobiの場合は抽選ですが全体的には「必ずもらえる」ものが主流です。
上の画像はphemexのもので、500USDT以上の注文をすると、10ドル(約1,300円)をもらえると書かれています。
割引ボーナス(購入ボーナス)
仮想通貨は、最初にどこかで「買う」必要があります。
すでに持っていれば買う必要はありません。
しかし、まだ持っていない場合は「最初にどれかを買う」ことが重要です。
その「買う」段階でも、割引ボーナスがあります。
たとえば上の画像は「AAX」のものです。
50%オフということは、2倍の仮想通貨が手に入ります。
そのため「100%入金ボーナスと同じでは?」と思うかもしれません。
しかし、これは「口座への入金」ではありません。
そのため、たとえば「何かの買い物に、その仮想通貨を使う」ことも可能です。
また「他の取引所への入金」もできます。
そう考えると、100%入金ボーナスより「50%割引ボーナス」の方が有利な内容といえます。
しかし、入金ボーナスほど多くの取引所で提供されているものではありません。
継続ボーナス
トレードの継続日数に応じてもらえるボーナスです。
わかりやすいものは「ログインボーナス」で、上のBiboxは7日目まで毎日ボーナスをもらえます。
こちらは、Gate.ioの「成長タスク」です。
「VIPランク」というレベルが0~10まで上がる仕組みになっています。
このランクが上がるごとに、もらえる報酬が大きくなっていきます。
トーナメントボーナス
海外の仮想通貨取引所では、しばしば「バトル」「トーナメント」「コンテスト」と呼ばれるイベントが開催されます。
期間中にどれだけ資産を増やせるかで勝負するものです。
上の画像はAAXのものです。
このようなキャンペーンが、多くの取引所で提供されています。
上場ボーナス
仮想通貨は、取引所に「上場」することで売買できるようになります。
その上場記念のボーナスが、その上場銘柄ごとに提供されていることもあります。
たとえば上の画像はPROBITのものです。
上場したコインについて、3%~30%のボーナスが提供されています。
友達紹介ボーナス
海外取引所のボーナスで、最も多いパターンはこの「友達紹介ボーナス」です。
海外仮想通貨の場合、友達を勧誘するケースは少ないため「アフィリエイト」という方がイメージに近いといえます。
他のボーナスがない取引所でも、この友達紹介ボーナスについては提供していることが多いものです。
このボーナスで稼ぐ場合は、自分のSNSやブログを使うことになります。
このときの注意点は「絶対に国内在住の日本人向けに情報を発信しないこと」です。
国内在住の日本人が海外の取引所に「登録」するのは合法です。
しかし「勧誘」するのは違法です。
違法になるのは取引所だけでなく、ブログなどで紹介する個人も含まれます。
このため、紹介するときは「国内在住の日本人を対象としていない」と明記する必要があります。
特別ボーナス(キャンペーン)
一般の企業でいうキャンペーンに当たる内容として「特別ボーナス」もしばしば提供されます。
たとえば、Deepcoinでは2022年5月1日~30日の期間中「強制決済ラッキーボーナス」を提供していました。
強制決済とは、ロスカットやゼロカットのことです。
こうした不利な状況になってしまった投資家の方々に「前向きにリベンジしてほしい」という期待を込めたボーナスといえます。
これは特にユニークな例ですが、他にもさまざまな特別ボーナスが、各取引所で提供されています。
海外仮想通貨取引所ボーナスおすすめ比較ランキング
ボーナスの充実度で、特におすすめできる海外の仮想通貨取引所をランキングにすると、以下のとおりです。
取引所 | ボーナス |
---|---|
Bybit | 初回入金ボーナス最大3,000ドル始め、各種ボーナス多数 |
Huobi Global | 抽選で口座開設最大6,000円、入金最大1万円など |
KuCoin | 口座開設&入金で500ドル(約6万円)など |
Phemex | 入金10ドル、Twitterフォロー10ドル、取引10ドルなど |
Deepcoin | 損益率シェアで300ドル、 |
CoinW | 口座開設5,000ドル、取引ボーナス2万ドルなど |
LBANK | 口座開設10ドル、入金5ドル(100ドルごとに)、取引20ドルなど |
MEXC(MXC) | 入金5~10ドル、FX取引5~80ドルなど |
Gate.io | アカウント認証1,000ドル、入金30ポイント、仮想通貨FX30ポイントなど |
OKX(OKex) | デモトレード100サトシ、取引ボーナス100サトシなど |
それぞれのボーナスの内容を詳しく紹介していきます。
海外の投資が気になるあなたは「海外FX業者ボーナス比較」の記事もありますので、この記事と一緒に読んでみてください。
Bybit
Bybit(バイビット)は、ボーナスが最も充実している海外仮想通貨取引所です。
まず、上の画像のとおり「初回入金ボーナス」として、最大2,000USDCを獲得できます。
また、取引ボーナスも多く提供されています。
過去に開催された『ONE取引キャンペーン』では、期間中ONEを使って取引をするだけで、総額15万ONEの山分けに参加できました。
特定の通貨に限定されない取引ボーナスも、豊富に提供されています。
上のボーナスは「7日以内に300,000ドルの取引をすれば、50ドルをもらえる」という内容です。
このようなボーナスはBybitでは「タスク」と呼ばれており、常時5種類前後のタスクが提供されています。
上級者や専業トレーダー向けのボーナスが充実していることもBybitの特徴です。
上の画像はコピートレード(自動売買システム)の「元」となるトレーダーを募集するイベントです。
総額で100万USDT(約1億3,000万円)という莫大な金額のボーナスが提供されています。
この他、特定の仮想通貨を積立に預けるともらえるボーナスなど、ありとあらゆる特典が提供されています。
「ボーナスで選ぶならBybit」といっても過言ではないでしょう。
Huobi Global
Huobi Globalは、シンガポールやアメリカを拠点とする、世界トップレベルの取引所です。
時価総額は世界6位、スコアは7.2と高い位置に付けています。
このHuobi Globalのボーナスですが、特に「ウェルカムキャンペーン」の内容が充実しています。
開設・入金・取引など、あらゆる種類のボーナスが、このキャンペーンの中に含まれています。
たとえば、口座開設クーポンは、最大で6,000円相当のHTが当たります。
入金クーポンでは、5,000円以上を一括で入金することで、最大1万円相当のHTが当たります。
取引クーポンの「販売所」版は、1万円以上の購入につき、最大12,000円相当のHTが当たります。
同じく取引クーポンの「取引所」版は、1万円以上の売買で最大12,000円相当のHTが当たります。
抽選のため、最大の金額が必ずもらえるわけではありません。
しかし、何らかの金額では必ず当たる(ハズレなし)というシステムになっています。
以上のような常設のボーナスだけでなく、臨時のボーナスも充実しています。
たとえば、下の画像は2022年5月15日まで開催されていた「DOT・ENJ取扱記念キャンペーン」のものです。
見てのとおり、Huobide暗号資産を購入すると、抽選で現金1万円が当たる、という内容でした。
Huobiは国内版の取引所もあるため、そちらで登録する日本人トレーダーが多いものです。
しかし、海外版で登録する場合は、以上のとおり充実したボーナスの特典を受けられるということです。
Gate.io
Gate.ioでは「タスクとボーナス」で多くのボーナスをもらえるタスクが紹介されています。
まず、登録直後に使える「新人タスク」が6種類あります。
No. | タスク(ミッション) | 特典 |
---|---|---|
① | アカウントを認証する | 1,000ドル(テスト) |
② | 法定通貨取引 | 20ポイント |
③ | 入金 | 30ポイント |
④ | ソーシャルトレード登録 | 10ポイント |
⑤ | 先物取引 | 30ポイント |
⑥ | 初回コピートレード | 10ポイント |
②の「法定通貨取引」というのは、円やドルで仮想通貨を買う、ということです。
④の「ソーシャルトレード」とは「他の投資家の手法をコピーするトレード手法」です
海外の取引所やFX会社では、人気のある投資家の手法が「自動で使えるプログラム」として提供されています。
そのプログラムを初めて利用すると、ポイントをもらえる仕組みです。
⑤の「先物取引」とは「仮想通貨FX」のことです。
簡単にいうと「レバレッジ取引」のことと考えてください。
⑥のコピートレードは、ソーシャルトレーディングと同じ意味です。
両者の違いはおそらく登録だけでなく、実際にトレードをしたら、⑥のボーナスをもらえるという意味だといえます。
Gate.ioでは「体験タスク」も11種類提供されています。
たとえば、以下のアクションを初めて体験すると、USDテスト(仮でもらえる米ドル)を獲得できます。
- 暗号資産貸付
- 定期投資計画
- 証拠金取引
暗号資産貸付は、文字どおり「仮想通貨を人に貸す」ものです。
その利息によって利益を得る「個人金融業」といえます。
これは英語で「ソーシャルレンディング」といいます。
先ほどの「ソーシャルトレーディング」とよく似ていますが「Trade」と「Rend」なので、全く違うものです。
取引ボーナスは、月間の取引高で評価されます。
画像の左側はレバレッジなしの「現物取引」、右側はレバレッジありの「先物取引」のボーナスです。
友達招待のボーナスは下段のとおり「1人につき20ボーナス」をもらえます。
そして、3名ごとにさらに「50ポイント」をもらえる仕組みです。
この他、Gate.ioでは期間限定のボーナスキャンペーンも多数開催されています。
過去には、以下のものが開催されていました。
- マイニング参加で最大5,000ドル獲得
- ベストトレーディングチーム・選手権
- Instagramインフルエンサー選手権
- P2P販売者募集キャンペーン
これらのキャンペーンは、特に海外取引所の特徴が現れています。
「バトルイベントが多い」「自らが販売者になることが多い」という特徴です。
おそらく、外国人は日本人よりも「個人事業」に抵抗がないため、取引所のアフィリエイトも一般的であり、販売者向けのキャンペーンも多いのだといえます。
KuCoin
KuCoin(クーコイン)は、シンガポールで創業し、現在はセイシェルに拠点を置く取引所です。
時価総額は5位・スコアは7.5という世界トップ5の取引所として知られています。
KuCoinでは、まず初心者の開設&入金ボーナスとして最大500USDT(約6.5万円)が提供されています。
加えて、以下のようにさまざまなボーナスを提供しています。
ボーナス名 | 内容 |
---|---|
トレジャーコインカーニバル | 抽選で総額25万ドル相当のビットコインが当たる |
USDT60%入金ボーナス | 期間中USDTの入金をすると60%増量される |
KYL取引トーナメント | KYLの取引のトーナメントで総額5万ドルの賞金を山分け |
上のボーナスはあくまで一部であり、他にも多くのボーナスが提供中です。
KuCoinは特に臨時のボーナスが多い取引所であるため、最新の情報をぜひ公式サイトでチェックしてみてください。
phemex
phemex(フェメックス)は米国を拠点とする取引所で、時価総額は36位、スコアは5.5の準大手業者です。
Phemexでは以下のとおり、あらゆる種類のウェルカムボーナスが充実しています。
入金ボーナスは10ドル(約1,300円)をもらえます。
入金の条件は0.003BTCか、0.04ETH以上です。
TwitterでPhemexの公式アカウントをフォローすると10ドルを獲得できます。
固定ツイートをRTするという条件もありますが、これで10ドルはお得なボーナスです。
この「アドバンスドボーナス」は、入金ボーナスの発展版です。
以下のいずれかの金額を入金し、後に書く条件をクリアすると、もれなく60ドル(約6,000円~8,000円)をもらえます。
- 0.05BTC
- 2000USDT
- 1.5ETH
- 80LINK
- 700XTZ
- 15LTC
上の条件に加えて、累計の取引高が5万ドル以上(約500~650万円以上)をクリアすると、60ドルをもらえる仕組みです。
取引ボーナスでは「500USDT以上の注文」で、10ドルをもらえます。
シングルスポット注文というのは「普通の注文」と考えてください。
もう1つの取引ボーナスで「契約取引」というものもあります。
これは、単発ではなく定期的な売買を契約するものです。
「BTCを継続して増やしていく」と決めている人など、毎回のトレードの手間を省きたいときに便利な方式です。
こうした契約取引でも、毎回10ドルのボーナスをもらえます。
Deepcoin
Deepcoin(ディープコイン)はシンガポールの取引所で、時価総額34位・スコア5.5です。
Deepcoinはボーナスの提供に非常に積極的な取引所です。
まず、上の画像のとおり「友達紹介プログラム」で最大500ドル相当をもらえます。
2022年5月14日~28日のキャンペーンでは「損益率をシェアして最大300ドルのボーナス」というキャンペーンも開催していました。
キャンペーンの公式ツイートをRTし「#ShareDeepcoin」のタグをつけることが参加条件です。
このキャンペーンも含めて、海外の仮想通貨ではTwitterを利用していると有利になる場面が多くあります。
また、これは2022年4月に終了したものですが「春の先取りキャンペーン」として、Jasmyお年玉と総額10,000USDTの抽選ボーナスもありました。
この他、先に紹介した「強制決済対象ラッキーボーナス」など、Deepcoinではユニークなボーナスが多く見られます。
ボーナスを重視するのであれば、選んでも良い海外取引所の1社です。
CoinW
CoinW(コインダブリュー)は、英領バージン諸島を拠点とする取引所になります。
時価総額は56位、スコアは4.8という準大手の取引所です。
CoinWでは、期間限定で「最大5万ドルボーナスカーニバル」などの特典を提供しています。
このボーナスは、以下のとおり複数の特典から成り立っています。
種類 | 特典 |
---|---|
口座開設ボーナス | 5,000USDT |
友達紹介ボーナス | 1万USDT |
取引ボーナス | 1万5,000USDT |
取引ボーナス(仮想通貨FX) | 2万USDT |
上のようなウェルカムボーナスに加えて、トーナメントボーナスも頻繁に開催しています。
たとえば下の画像は、2022年5月に開催されていた「CoinW先物取引レジェンドトーナメント」のものです。
このボーナスでは、総額で6,000USDT(約7,800万円)が参加者に還元されました。
ボーナスを受けるにはトップ20の成績を収める必要がありますが、このような仕組みで、実力のある投資家がさらに稼ぎやすいのがCoinWの特徴といえます。
LBANK
LBANK(エルバンク)は香港の取引所です。
時価総額は18位、スコアは6.5で世界的にも大手の取引所といえます。
このLBANKもさまざまな種類のボーナスが充実しています。
公式サイト「ボーナス」のページに書かれている内容は以下のとおりです。
画像の内容を文字で書き出すと、以下のとおりです。
種類 | 条件 | 特典 |
---|---|---|
取引ボーナス | 累計の取引額が1,000ドルを超える | 20USDTキャッシュバックカード |
取引ボーナス | LBANKでの収益が200ドル以上で出金せずに30日間保持 | 200ドル |
入金ボーナス | 100ドル相当の仮想通貨を購入 | 5USDT |
口座開設ボーナス | 先物口座(仮想通貨FX口座)を開設 | 10USDT |
取引ボーナス | 500ドル以上の3つの取引戦略を作成 | 20USDTキャッシュバックカード |
このように、取引・入金・口座開設とそれぞれの種類のボーナスが揃っています。
MEXC(MXC)
MEXC(MXC・エムイーエックスシー)は、セーシェル共和国を拠点とする取引所です。
時価総額は19位・スコアは6.4と世界的に高い評価を得ています。
MEXCは上の画像のように、新規ユーザー向けのボーナスを多く用意しています。
画像の内容を一覧にすると、以下のとおりです。
条件 | 条件金額 | もらえるボーナス |
---|---|---|
初回入金 | 300USDT | 5USDT |
初回入金 | 500USDT | 10USDT |
初回入金 | 2,000USDT | 20USDT |
初回先物取引 | 1,000USDT | 5USDT |
7日間の累計先物取引 | 200,000USDT | 80USDT |
これらはほんの一例で、他にも多くのボーナスが常設・臨時の双方で提供されています。
ボーナスの豊富さと取引所としての総合力の高さの両方でおすすめできる1社です。
OKX(OKex)
OKX(OKex/オーケーエックス/オケックス)はもともと中国の取引所で、現在は中国政府の規制によってセーシェルに移転しています。
時価総額は20位でスコアは6.3です。
OKXでは、以下のようなタスクをこなすことでボーナスをもらえます。
タスク(ミッション) | ボーナス |
---|---|
デモトレードを体験する | 100サトシ |
『Earn product』に登録する | 100サトシ |
一定量の取引をする | 100サトシ |
サトシ(Satoshi)とは、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモト氏の名前からとった単位です。
「1 Satoshi =0.00000001 BTC」で、1BTCの「1億分の1」となります。
つまり、100サトシは「100万分の1BTC」です。
その100万分の1ということは、5円となります。
つまり、金額としては残念ながら非常に少なくなります。
ただ、世界20位の取引所なので、ボーナス以外の面でのメリットは多いといえるでしょう。
OKXでは、アプリの利用でログインボーナスももらえます。
オンラインポーカーのKKPOKERと同じですね。
ログインだけでなくデモトレードもする必要がありますが「当面デモトレードだけしたい」という人には、特に向いている取引所といえます。
海外仮想通貨取引所50社ボーナス一覧
主だった海外の仮想通貨取引所・50社のボーナスの調査結果を一覧にすると以下のとおりです。
調査は2024年に行ったもので、リンクはそれぞれの説明段落(当記事内)にジャンプするものです。
※説明で言及している時価総額は「Coin Marcket Cap」によるデータです。
No. | 取引所 | 特典 | ジャンル |
---|---|---|---|
1 | Bybit | 初回入金ボーナス最大2,000USDC始め、各種ボーナス多数 | 全般 |
2 | Huobi Global | 抽選で口座開設最大6,000円、入金最大1万円など | 全般 |
3 | Gate.io | アカウント認証1,000ドル、入金30ポイント、仮想通貨FX30ポイントなど | 全般 |
4 | phemex | 入金10ドル、Twitterフォロー10ドル、取引10ドルなど | 全般 |
5 | Deepcoin | 損益率シェアで300ドル、 | 全般 |
6 | CoinW | 口座開設5,000ドル、取引ボーナス2万ドルなど | 全般 |
7 | LBANK | 口座開設10ドル、入金5ドル(100ドルごとに)、取引20ドルなど | 全般 |
8 | OKX(OKex) | デモトレード100サトシ、取引ボーナス100サトシなど | 全般 |
9 | KuCoin | 口座開設で最大500ドル、USDT60%入金ボーナスなど | 全般 |
10 | MEXC(MXC) | 入金5~10ドル、FX取引5~80ドルなど | 全般 |
11 | Bitterz | 口座開設で1万円相当のビットコインプレゼント | 開設 |
12 | BlockFi | 口座開設で最大250ドルのビットコイン | 開設 |
13 | nexo | 口座開設+αで100~150ドルのBTC | 開設 |
14 | OKCOIN | 口座開設で10ドル(約1,200円) | 開設 |
15 | Tradestation | 口座開設で10ドル(最低1円入金) | 開設 |
16 | FXGT | 入金ボーナス | 入金 |
17 | CryptoGT | 初回入金80%ボーナス | 入金 |
18 | Blockchain.com | 初回25%入金ボーナス | 入金 |
19 | Bibox | 1,000USDT以上の入金で抽選で資金が20倍に | 入金 |
20 | ABRA | 15ドル入金&1週間保管で25ドル | 入金 |
21 | BINANCE | 初回取引でADAプレゼントキャンペーン | 取引 |
22 | BigONE | 30日間で100,000USDTの取引で50USDT | 取引 |
23 | COINLIST | BTC取引ボーナス | 取引 |
24 | Bithumb | 仮想通貨購入最大84%オフ | 割引 |
25 | Bitfinex | 自社トークン50%オフ | 割引 |
26 | BitMart | 仮想通貨130%増量キャンペーン | 割引 |
27 | PROBIT | 上場コイン3%~30%ボーナス | 上場 |
28 | WAZIRX | WRXリリース記念ボーナス | 上場 |
29 | Bitwell | MIX/USDTリリース記念最大8,000USDTボーナス | 上場 |
30 | AAX | 先物取引ランキングコンペティション | バトル |
31 | AscendEX | マージントレーディングラッキードロー | バトル |
32 | XT.com | DYNトレーディングコンテスト | バトル |
33 | Bitstamp | 友達1人につき最大100ドルまでもらえる | 紹介 |
34 | FTX | 人数に応じて 25~40%のコミッション | 紹介 |
35 | Coinbase Exchange | 両方に10ドル相当のビットコイン | 紹介 |
36 | BITTREX | 友達が取引をする度10%をもらえる | 紹介 |
37 | Poloniex | スペーストラベラープログラム | 紹介 |
38 | BitMEX | 友人の手数料の45%をもらえる | 紹介 |
39 | ZB.com | ZBパートナー | 紹介 |
40 | INDODAX | 詳細不明 | 紹介 |
41 | KORBIT | デイリーボーナス | その他 |
42 | coinone | サンキュー・フェスティバル | その他 |
43 | HitBTC | ― | なし |
44 | CEX.io | ― | なし |
45 | BCEX Global | ― | なし |
46 | UPBit | ― | なし |
47 | CoinFLEX | ― | なし |
48 | Yobit | ― | なし |
49 | Liquid | ― | なし |
50 | Cryptopia | 破産 | なし |
以下、それぞれのボーナスの詳しい説明です。
口座開設ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
口座開設だけでもらえる「口座開設ボーナス」は、多くの取引所が提供しています。
ここでは、その中でも以下の取引所のボーナスを紹介します。
- Bitterz
- BlockFi
- nexo
以下、それぞれの口座開設ボーナスの紹介です。
OKCOIN
OKCOINは世界的大手の海外取引所です。
国内でも「OKCOIN JAPAN」として、金融庁の認可を得た国内取引所を開設していますが、海外在住であれば海外版も利用できます。
海外版のOKCOINでは、上の画像のとおり口座開設で10ドル分のビットコインをもらえるボーナスがあります。
Tradestation
Tradestation(トレードステーション)もOKCOINと同じく、口座開設で10ドルをもらえるボーナスを提供しています。
一応最低限の条件として0.01ドルは入金する必要があります。
しかし、0.01ドルはほぼ1円であるため、事実上の口座開設ボーナスといえるものです。
「ひとまず10ドルを使ってデモでない実際のトレードを試してみたい」という人におすすめです。
Bitterz
Bitterz(ビッターズ)は「口座開設で1万円相当のビットコインをプレゼント」という開設ボーナスを提供しています。
「日本製の仮想通貨取引所」と書かれているため、国内の取引所と思うかもしれません。
実際は、Bitterzのオフィスはセントビンナント・グレナディーン諸島にあるため、海外の取引所です。
しかし、上の画像を見てもわかるとおり日本語対応のレベルも高く、口座開設のボーナスも特に充実している取引所です。
BlockFi
BlockFi(ブロックファイ)では、最大250ドル分のビットコインをもらえる口座開設ボーナスを提供しています。
厳密にはいくつかの条件があり、事実上入金ボーナス・取引ボーナスというべきものです。
しかし、250ドル(約3万円)というのは、口座開設ボーナスでは特に大きな部類といえます。
nexo
nexoはビットコインで100ドル~150ドル分の口座開設ボーナスを提供しています。
こちらもいくつかの条件があり、入金ボーナスに近い部分もありますが、上の画像の「登録して100ドルをゲットしよう」といいう表現のとおり、ほぼ口座開設ボーナスといえるものです。
nexoに限らず、海外の取引所の口座開設ボーナスは大部分が「少し入金が必要になる」ものですが、FXなどと比べると入金の条件はゆるめになっています。
入金ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
入金ボーナスは、海外仮想通貨では特にメジャーなもので、多くの取引所が提供しています。
ここでは、その中でも以下の取引所の入金ボーナスを紹介します。
- FXGT
- CryptoGT
- Blockchain.com
- Bibox
- ABRA
以下、取引所の概要とともに紹介していきます。
FXGT
FXGT(エフエックスジーティー)は、セーシェル共和国の取引所です。
国際的に一番信用できる、仮想通貨取引所の時価総額ランキング308位では圏外です。
しかし、このランキングではGMOコインすら圏外になっており、圏外でも優良な取引所は多くあります。
また、FXGTは名前で想像がつくとおり「本業はFX」です。
このため仮想通貨FXで特に強く、すべての仮想通貨FXができる取引所の中で最大の「1,000倍のレバレッジをかけられる」という特徴があります。
FXGTのメリットは、ボーナス以上にこの「最大レバレッジ」にあるといえるでしょう。
上の画像はFXGT公式ブログの記事で、現時点で表示されたものです。
詳細は明記されていないものの、入金ボーナスが提供されていることがわかります。
特に「高いハイレバレッジで少ない自己資金を短期間で増やしたい」という人には、FXGTがおすすめです。
CryptoGT
CryptoGT(クリプトジーティー)はマーシャル諸島の取引所です。
また、日本語対応が特に高度な海外取引所として有名であるため、紹介します。
CryptoGTは、入金ボーナスが特に充実しており、わかりやすいことが特徴です。
- 初回入金80%
- 回数無制限20%
という入金ボーナスが付与されます。
②の「回数無制限」には一応の上限があり、キャンペーン期間中に「受取金額が120万円まで」となっています。
キャンペーンは終了時期未定であるため、要は「120万円に達したら終了」ということです。
しかし、20%でボーナスが120万になるということは、その5倍の600万円を入金しているということです。
そのレベルになったら「20%ボーナスは別になくてもいい」でしょう。
公式サイトのボーナス紹介ページ
Blockchain.com
Blockchain.com(ブロックチェーン・ドットコム)は、時価総額34位・スコア5.6の取引所です。
Blockchain.comは「20ドル入金すると5ドルをもらえる」入金ボーナスを提供しています。
パーセンテージでいうと「初回25%入金ボーナス」となります。
このボーナスをもらう手順は、以下のように書かれています。
- 口座開設をする
- 銀行口座かクレジットカードを登録する
- 20ドル以上の暗号通貨を購入する
公式サイトによると、もらえるまでに約1カ月あることがわかります。
Bibox
Bibox(バイボックス)は、スイスVQFライセンスを取得している希少な取引所です。
時価総額は130位・スコア3.6と低位ですが、日本のサイトでしばしば紹介されているため、取り上げています。
Biboxのボーナスは「継続ボーナス」の段落で紹介した「ログインボーナス」が主なものです。
それ以外では期間限定で、上の画像の「ダブルボーナスカーニバル」などの特別ボーナスが提供されています。
このボーナスは「1,000USDT以上入金」すると20倍の「投資資金20,000USDT」で、ラッキードローに参加できるというものです。
このラッキードローの間に相場が上がれば、自己資金の20倍の利益を得られます。
ABRA
ABRA(アブラ)では、口座開設と簡単な入金によって、25ドルをもらえます。
入金の条件は15ドルを1週間保管するというものです。
アメリカ以外からのアクセスでは5ドルになってしまいますが、入金の条件はゆるめの入金ボーナスといえます。
取引ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
取引ボーナスも多くの取引所が提供するものです。
ここでは、以下の取引所の取引ボーナスの例を紹介します。
- BINANCE
- BigONE
- COINLIST
以下、それぞれの取引ボーナスの紹介です。
BINANCE
BINANCE(バイナンス)は世界最大手の取引所で、当初は中国で創業し、現在はケイマン諸島を拠点としています。
時価総額は1位、スコアは9.9と「圧倒的No.1の海外取引所」として知られています。
そのBINANCEですが、常時提供している特典では「友達紹介ボーナス」が挙げられます。
上の画像のとおり、紹介によって最大40%のコミッションをもらえるという内容です。
その他のボーナスでは、臨時で「取引ボーナス」を提供することがあります。
たとえば、上の画像は2021年1月28日に開始したキャンペーンのものです。
初回の入金と取引に対して、ADA(エイダコイン)を5万ドル分プレゼントするなどの特典が提供されていましたよ!
BigONE
BigONE(ビッグワン)はシンガポールの取引所で、時価総額は43位、スコアは5.3です。
ここは複数のボーナスを提供していますが、取引ボーナスでは「30日間で100,000USDTの取引をすれば50USDTをもらえる」という特典が用意されています。
その他、別のFuturesアカウントに送金することで特典を受けられる「送金ボーナス」などを提供していることも特徴です。
COINLIST
COINLIST(コインリスト)は米国の取引所で、時価総額33位・スコア5.8の準大手です。
Coin Marcket Capでは「Pro」の方が掲載されていますが、同じ「coinlist.co」のドメインで、同一の取引所と考えてください。
COINLISTでは期間限定の取引ボーナスをしばしば提供しています。
たとえば下の画像は2020年に提供された「BTC取引ボーナス」のものです。
「オアシスローズガーデン」というイベントに参加したユーザー限定で、取引ボーナスを受け取ることができました。
このような限定条件があり、開催頻度も少ないものの、準大手の取引所であるためボーナス以外の部分でメリットが大きいといえます。
割引ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
仮想通貨の購入が割引になる「割引ボーナス」も、多くの取引所が提供しています。
ここでは、以下の取引所が提供している割引ボーナスの例を紹介します。
- Bithumb
- Bitfinex
- BitMart
以下、それぞれの割引ボーナスの概要です。
Bithumb
Bithumb(ビットサム)は韓国のソウルを拠点とする取引所のことです。
時価総額16位でスコア6.5と、世界的に見ても大手の取引所といえます。
このBithumbですが、上の画像のように「コミッション・クーポン」を定期的に提供しています。
仮想通貨の購入が最大84%オフになるという非常にお得な内容です。
複数の取引所を利用していると、このように「どこかのキャンペーンで格安で仮想通貨を購入できる」というメリットもあります。
Bitfinex
Bitfinex(ビットフィネックス)はイギリス領バージン諸島の取引所で、時価総額は6位、スコアは7.1です。
Bitfinexはキャンペーンも含めて、ほとんどボーナスを提供していません。
上の画像は2021年に提供された「FETトークン50%ボーナス」のものです。
Bitfinexの独自トークンであるFETを購入すると、その50%をもらえるというものでした。
入金ボーナスに似ていますが、口座への入金ではなく「購入」であるため、購入ボーナスとなります。
独自トークンの販売など、特別なケースでのみキャンペーンを展開するのが、Bitfinexの特徴です。
BitMart
BitMart(ビットマート)はケイマン諸島の取引所で、時価総額42位、スコアは5.3です。
2022年5月に期間限定で「130%増量ボーナス」を提供していました。
一定以上の売買をすると、コインやトークンが30%増量するという内容です。
上場ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
上場したコイン限定でボーナスが提供される「上場ボーナス」も、多くの取引所が提供しています。
ここでは、以下の取引所の上場ボーナスの例を紹介します。
- PROBIT
- WAZIRX
- Bitwell
以下、それぞれの詳しい紹介です。
PROBIT Global
PROBIT Globalはセーシェルを拠点とする取引所です。
時価総額は37位でスコアは5.5位と比較的人気の高い取引所といえます。
このPROBITは、上場ボーナスが特に充実している取引所です。
現時点で以下のようなアルトコイン・草コインの上場ボーナスが提供されています。
特にマイナーな草コインへの投資に興味がある場合、このPROBITのような取引所でボーナスと合わせて「一石二鳥」を狙うのもいいでしょう。
WAZIRX
WAZIRX(ワジリックス)はインドの取引所です。
常設のボーナスはありませんが、臨時でさまざまなボーナスが提供されます。
たとえば、下の画像は独自トークンである「WRX」リリース記念のボーナスの説明ページのものです。
このボーナスは、WRXのリリース前から始まっていたものです。
- リリース前に購入した人は、リリースまでWRXを売却できない
- つまり、WAZIRXに「お金を貸している」状態になる
- その分、利息としてボーナスが付く
- それをリリース後から徐々に自由に使えるようになっていく
という内容でした。
ボーナスをもらえるまでにタイムラグがありますが、上場ボーナス(もしくは貸付)の一種といえます。
Bitwell
Bitwell(ビットウェル)は2020年に開設された非常に新しい取引所です。
ライセンスを公開していないため、無登録業者の可能性が高く、利用はおすすめできません。
ここでは「上場ボーナス」が、多くの銘柄で提供されています。
現時点では、以下のような銘柄のボーナスが提供されていました。
画像を拡大すると、以下のようになります。
こちらは「MIX」のものです。
「NEW Listing」と書かれているため、正確には上場ではなく「MIX/USDT」のペアの取り扱いが始まった、という意味でしょう。
しかし、イメージとしては上場ボーナスに近いものです。
このMIX/USDTペアの場合、最大8,000USDTのボーナスをもらえると書かれています。
トーナメントボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
トーナメント・大会・コンテスト・バトルなどによるボーナスも、多くの取引所が提供しています。
ここでは、以下の取引所のトーナメントボーナスの例を紹介します。
- AAX
- AscendEX
- XT.com
以下、それぞれのトーナメントボーナスの紹介となっています。
AAX
AAX(エーエーエックス)は香港の取引所で、時価総額44位、スコアは5.0の中堅業者です。
AAXはあらゆる種類のボーナスを提供していますが、トーナメントボーナスは特に活発に開催しています。
たとえば上の画像は2022年5月に開催された「先物取引ランキングコンペティション」のもので、総額100万USDT(約1億円相当)という豪華な特典が提供されていました。
AscendEX
AscendEX(アセンドイーエックス)は、以前BITMAX(ビットマックス)の名義で運営されていた取引所です。
拠点はシンガポールで、時価総額は42位、スコア5.3の中堅取引所といえます。
このAscendEXは、トーナメントボーナスをしばしば提供しています。
たとえば、上の画像は2022年5月に開催された「マージントレーディングラッキードロー」の第10回のものです。
大賞から参加賞まで、総額で25,000USDT(約300万~400万円相当)の特典が用意されていました。
XT.com
XT.com(エックスティー)は、2018年に設立されたセーシェルを拠点とする取引所です。
時価総額は32位・スコアは5.2で準大手の取引所といえます。
このXT.comも、上の画像のDYNトレーディングコンテストなど、トーナメントボーナスをしばしば提供しています。
ここでの銘柄はDYNでしたが、自分が注目しているアルトコインがある場合、それに特化したトーナメントに参加すると勝ちやすいためおすすめです。
友達紹介ボーナス一覧@海外仮想通貨取引所
友達紹介ボーナスは、大部分の海外取引所が提供しています。
その中でも、ここでは以下の取引所のボーナスを紹介していきます。
- Bitstamp
- FTX
- Coinbase Exchange
- BITTREX
- Poloniex
- BitMEX
- ZB.com
以下、公式サイトの画像とともにご紹介します。
Bitstamp
Bitstamp(ビットスタンプ)は、ルクセンブルク大公国の取引所で、時価総額は14位・スコア6.8です。
Bitstampでは「紹介プログラム」のボーナスが提供されています。
このボーナスは日本人も対象であることが明記されています。
時価総額14位と世界的にも大手の取引所であるため、関心のある方はぜひ公式サイトを確認してみてください。
FTX
FTX(エフティーエックス)は、バハマに本社を置く取引所です。
時価総額は世界2位、スコアは8.4というバイナンスに次ぐ世界No.2の取引所として知られています。
このFTXでは「友達紹介ボーナス」が提供されています。
紹介するユーザーの人数に応じて25~40%まで紹介料をもらえるという内容です。
ボーナスにはあまり力を入れていないものの、取引所自体の信頼性の高さからおすすめできます。
Coinbase Exchange
Coinbase Exchange(コインベース)はアメリカの取引所で、NASDAQ上場企業(COIN)です。
時価総額3位でスコアは8.2という、世界を代表する取引所です。
Coinbaseではほとんどボーナスを提供していません。
しかし「Coinbase紹介プログラム」という紹介ボーナスはあります。
詳細は登録しなければわからないものの、世界3位の取引所なので紹介しやすい点がメリットといえます。
BITTREX
BITTREX(ビットトレックス)はアメリカの取引所で、時価総額21位・スコア6.2です。
BITTREXでは「友達紹介ボーナス」を提供しています。
金額等は公開ページでは明記されていないものの、比較的上位のサイトであるため、紹介もしやすいといえるでしょう。
BitMEX
BitMEX(ビットメックス)では、友達紹介プログラム(アフィリエイト)を提供しています。
このプログラム経由で登録した友達が支払う手数料の、45%があなたのボーナスとなる仕組みです。
Poloniex
Poloniex(ポロネックス)は米国カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とする取引所です。
時価総額は22位でスコア6.3と全体の上位につけています。
Poloniexは「スペーストラベラープログラム」という独自の友達紹介ボーナスを提供しています。
これは、ただの友達紹介でなく「同じ価値観を共有し、ブロックチェーン技術を発展させるためのコミュニティを創る」というものです。
自分が誘った人数が増えるほど、コミュニティ内でのランクが上がっていきます。
そして、受け取れるコミッションは最大で60%になるという仕組みです。
なお、Poloniexは大手なので安心ですが、この仕組みは一つ間違うとマルチ商法になるものです。
Poloniexのように信頼できる取引所でなければ、こうしたプログラムへの参加は慎重にしましょう。
ZB.com
ZB.com(ゼットビードットコム)は中国でスタートし、現在は香港を拠点とする取引所です。
時価総額は28位、スコアは5.8の優良業者として知られています。
ZB.comの友達紹介ボーナスの仕組みは「ZBパートナー」のページで解説されています。
1人あたりのボーナスが少々わかりにくいものの、人数が増えるごとにリベート率(もらえるボーナスの率)が最大40%まで増えることが、こちらの詳細ページでわかります。
先ほどのPoloniexと合わせ、仮想通貨は「国に支配されない新しい貨幣」という理念で「仲間」を集める仕組みが多くあります。
PoloniexやZB.comは信用できますが、信頼性の低い取引所の場合はマルチ商法になる可能性があるため、くれぐれも注意してください。
その他のボーナス・キャンペーン一覧@仮想通貨取引所
ここまで紹介した以外でも、利用を継続することで得られる「継続ボーナス」や、臨時のキャンペーンというべき「特別ボーナス」も多く提供されています。
ここでは、そうした「その他」に分類されるボーナスを紹介します。
KORBIT
KORBIT(コービット)は韓国の取引所で、時価総額25位・スコア5.9です。
KORBITでは「デイリーボーナス」を提供しています。
取引の日数に応じてもらえるポイントが増えるものです。
KORBITは規模の大きい取引所ですが、難点として「翻訳しにくい」ことがあげられます。
上のボーナスの説明ページも「すべて画像」になっており、自動翻訳ができません。
このため、韓国語がわかる人や「KORBITでないと買えない韓国系の草コインを買いたい」という人におすすめします。
Coinone
coinone(コインワン)は韓国の仮想通貨取引所です。
coinoneでは2022年5月に「サンキュー・フェスティバル」を開催していました。
内容は「ルンバが30組に当たる」「10万ウォンが200名に当たる」などのプレゼント系です。
海外取引所のキャンペーンでは、このような「一般企業のような内容」も、たまに見られます。
海外仮想通貨取引所のボーナスに関する注意点
海外の仮想通貨取引所のボーナスについては、以下のような注意点があげられます。
- 単位が仮想通貨の場合はよく計算する
- ボーナスにはレバレッジをかけられないことがある
- 対象国が限定されたボーナスもある
- 英語の「紹介サイト」経由の場合は安全性が下がる
- 日本語の情報は少ないので英語で探す
それぞれの注意点について解説します。
単位が仮想通貨の場合はよく計算する
ボーナスの単位が米ドルや日本円で書かれていれば、金額がすぐにわかります。
しかし、単位が仮想通貨であった場合は要注意です。
特に「Satoshi」の場合は「1億分の1ビットコイン」のため、30Satoshiをもらってようやく1円程度です(1BTC=390万円で換算)。
Satoshiでの表記はOKXなどで見られるものですが、こうしたケースでは特によく計算する必要があります。
ボーナスにはレバレッジをかけられないことがある
ボーナスでもらった仮想通貨には、レバレッジの制限がかかることもあります。
たとえば、ZB.com「報酬」のページを見ると「ボーナスの仮想通貨のレバレッジは5倍まで」となっています。
もちろん、こうした制限がない取引所も多いものです。
海外の取引所は「会社だけでなく国もそれぞれ違う」ため、レバレッジ以外でもルールの違いが多くあることを意識しましょう。
対象国が限定されたボーナスもある
ボーナスによっては、対象の国が限定されていることもあります。
たとえば、上の画像はBitMartによる「タイ限定ボーナス」のものです。
こうしたボーナスは「対象国でなければ申し込めない」仕組みなら問題ありません。
しかし「申し込めるけど無効になる」という仕組みだと、少し注意が必要です。
自分が今いる国でもらえるはずだったボーナスが、もらえなくなりますからね。
そのため、ボーナスの国が限定されていないかも、確認するようにしましょう
英語の「紹介サイト」経由の場合は安全性が下がる
取引所のボーナスが紹介されているページでも「公式ではなく情報サイト」ということもあります。
たとえば、上の画像はパット見では公式のキャンペーンページに見えるでしょう。
しかし、実際にはCrypto iTunes(クリプトアイチューン)というポータルサイトのページです。
一応、これらのサイト経由でもボーナスはもらえることが多いものです。しかし、
- 公式サイトよりは信頼性が落ちる
- ボーナスが目減りしている可能性もある
- ルールの変更の反映が遅れている可能性がある
などの懸念があります。
③については日本だと少ないものですが、海外だと電車の遅延のようによくあることです。
こうした懸念もあるため、基本的には「直接公式サイトから申し込む」ことをおすすめします。
日本語の情報は少ないので英語で探す
海外取引所のボーナス情報は、日本語ではほとんど見つかりません。
英語で「○○ bonus」「○○ promotion」「○○ cashback」などと検索する必要があります。
英語で探すといっても、Googleの自動翻訳を使えばおおよその意味はわかります。
そのため、語学力はほとんど必要ありません。
語学力よりも、自動翻訳を繰り返しながら英語で検索すると「根気強さ」が必要になります。
海外仮想通貨取引所のボーナスに関するQ&A
海外取引所のボーナスについて、特に多く見られる質問は以下のようなものです。
- USDTとは?なぜボーナスで多いの?
- ボーナスは利益として課税対象になる?
- 仮想通貨を換金しなければ税金はかからない?
ここでは、これらの質問について回答していきます。
USDTとは?なぜボーナスで多いの?
USDTはテザー(Tether)という仮想通貨です。
米ドルと連動するコインで「1米ドル=1USDT」となっています。
つまり、テザー自体が崩壊しない限りは「1テザー=1ドル」となります。
ボーナスでよく登場する理由は、以下のとおりです。
- 取引所が現金を渡すと、投資家が課税されることが多い
- また、その現金を再投資に使いにくい
- 税金や再投資のことを考えると、仮想通貨で渡す方がいい
- しかし、できるだけ価値が固定された仮想通貨にしたい
- USDTなら固定されている(米ドルと同じ)
という理由で「○○ドルプレゼント」とする代わりに「○○USDTプレゼント」とするわけです。
ボーナスは利益として課税対象になる?
この判断は最終的に国税庁・税務署の調査官でなければできません。
しかし、おおよそのルールとして以下のようにいえます。
- 「完全に自由に使えるボーナス」なら利益になる(課税対象)
- 「条件つきボーナス」は利益にならない(非課税)
②のボーナスは、たとえば「出金したらその額に応じて消滅する」というボーナスです。
「投資に使っているうちはタダで貸すが、投資に使わないなら返してもらう」というスタンスのボーナスといえます。
このようなものは「利益」ではないため、非課税になる可能性が高いでしょう。
ただ、いずれにしても最終的な判断は税務署が下すものです。
そして、その判断を比較的正確に予想できるのは、税理士などの専門家です。
そのため、多くのボーナスを得ている場合は税理士に相談することをおすすめします。
仮想通貨を換金しなければ税金はかからない?
換金しなくても税金はかかります。
- 「仮想通貨のまま」でも税金の計算の対象になる
- 「損失が出ている」なら、課税されない
- 「利益が出ている」なら、課税される
- 利益が出ているかどうかは「年末時点」で判断する
つまり1月1日に比べて、ビットコインが20%増えていたら、その20%分に課税されるということです。
なぜ株式と違い「換金しなくても課税」される理由は「仮想通貨は直接買い物に使える」ためです。
株式との違いをまとめると、下のようになります。
株式 | 直接買い物できない | 非課税 |
仮想通貨 | 直接買い物できる | 課税 |
直接買い物できるということは「その時点で現金と同じ」なのです。
そのため「現金を稼いだ」として課税されます。
ボーナスのない主要海外仮想通貨取引所・一覧
海外の取引所だと「ボーナスがあるのかないのかよくわからない」ということが多いでしょう。
- パット見ないように見える
- しかし、自分の英語力が足りないだけかもしれない
- 別のページを見ればあるのかもしれない
上のような理由で「調べたけど迷った」「答えを知りたい」という人も多いはずです。
ボーナスは時期によって変動するものの「今回の調査時点ではボーナスがなかった」という取引所もあります。
ここでは、そのような取引所を以下の通りまとめていきます。
- Liquid
- HitBTC
- CEX.io
- BCEX Global
- UPBit
- CoinFLEX
- Yobit
- Cryptopia
Liquid
Liquid(リキッド)は日本でも国内取引所を開設している、世界的大手の海外取引所です。
BINANCEなども含め、ボーナスは大手ほど積極的でない傾向が見られます。
そうした傾向もあり、Liquidも現時点でボーナスの提供はありませんでした。
INDODAX
INDODAX(インドダックス)では、友達紹介ボーナス(アフィリエイト)のみ提供されています。
ただ、詳細は登録しなければわからない仕様でした。
UPbit(アップビット)
UPbit(アップビット)は時価総額は28位の準大手取引所です。
ここのボーナスは現時点でありませんでした。
HitBTC
HitBTC(ヒットビーティーシー)は時価総額96位で、ややマイナーな取引所です。
時価総額の順位は低いものの、日本のサイトで「海外取引所一覧」と検索した際に紹介されていたため、ここでも紹介します。
こちらも現状でボーナスは提供されていません。
CEX.io(C-Cex)
CEX.io(C-Cex)はイギリスの仮想通貨取引所です。
こちらの画像のように、イギリスで発行されたカードで決済すると、英ポンドでのデポジットが50%オフになる、という購入ボーナスがあります。
しかし、CEX.ioは日本人が完全に登録できないようになっています。
その徹底ぶりは「Googleの自動翻訳すらできない」ほどです。
そのため、ここはボーナス以前に「日本人が登録できない」取引所となります。
※もちろん英語で登録する方法がありますが、ここまで対策を取るということは、国内在住では登録自体ができないと考えられます。
BCEX Global
BCEX Global(ビーセックス・グローバル)は中国の取引所です。
時価総額の上位308位では圏外ですが、日本の情報サイトでしばしば名前があがっているため、紹介します。
ここは同日時点で、アフィリエイトも含めてボーナスがない状態です。
YoBit
YoBit(ヨービット)はロシアの取引所で、時価総額は244位、スコアは2.4と低位につけています。
現在は低位ですが日本と距離が近いロシアの取引所であることと、一時期は大手であったことから、日本での知名度も高い取引所です。
現状、トップページを見てもボーナスやキャンペーンの有無がすぐにわからない状況です。
また、ロシアの取引所ということを考えると、ウクライナ侵攻の情勢が落ち着いた後、1~2年は様子を見る方がいいでしょう。
CoinFLEX
CoinFLEX(コインフレックス)は、Coinfloorから独立したセーシェル共和国の取引所です。
時価総額ランキングでは圏外ですが、日本の情報サイトで紹介されていたため、ここでも取り上げています。
CoinFLEXでは、友達紹介ボーナス(アフィリエイト)のみ提供しています。
Cryptopia
日本の情報サイトでもしばしば「海外取引所一覧」に名前があがっているCryptopia(クリプトピア)。
しかし、ここはすでに破産しています(画像は管財人兼生産会社である『Grant Thomton』のページより)。
【まとめ】海外仮想通貨取引所ボーナスおすすめ比較ランキング
海外仮想通貨取引所のボーナスについて、要点をまとめると以下のとおりです。
- 圧倒的に多いのは「友達紹介ボーナス」でほぼ全ての取引所が提供
- 開設ボーナスは少なく、入金ボーナスや取引ボーナスが多い
- トーナメントが多いのが海外FXにない特徴
- 時価総額上位の取引所ほどボーナスが少なくなる
最終的にはボーナスも重要であるものの「ボーナスを出金するための利益の出しやすさ」は、何よりも重要です。